何年か前、まだケータイの出会い系が盛んだった8月。
ちょうど今頃かな、仕事を終え、車で自宅近くのコンビニに寄ったんだ。
夕方の6時前だったかな、巨大な敷地の真ん中にマッチ箱みたいな店舗。
地方の国道沿いのコンビニね。

影になってる横の方に回ると、少女4人がうんこしてた。
短パン、ノースリーブで日焼けしててよ、てっきり近くの海水浴場の帰りかと思ったんだ。

俺が車止めて、ドア開けて降りようとしたら、そのうち二人が寄ってきてよ
「メールの人だよね？」って言うわけよ、まあ俺も少し位はそういうのも知ってたからピンときた。


「ちがうけど、相手来ないの？」とか言ってると
今度は別の二人もやって来てよ、四人で会話するのかと思ったら
選手交代して二人だけ残ったんだ。

こっちの二人が上の立場が上みたいだ。
一人はＤＢＳ。もう一人は白いパンツとストレートロングの金髪ヤンキー。
ＤＢＳが喋った。
早い話が家出中で円光してる、金無い、昨日はそこのコインランドリーに止まった、
メールの相手来ない、アタイら二人で苺でいいけど、あんた二人の相手出来る？

俺って、円光は嫌だし、こいつら絶対淫行対象年齢だしＤＢＳは嫌だし、考えたよ。

「ふたりで苺ねぇ、あっちのふたりでも？」あっちの二人は普通のＪＫぽい。
「いや、アタイらしか出来ないよ」

DBSはノリノリだった。
考えた。

「ちょっと考えるよ。そうだ、これでアイスコーヒー買って来てくれない？釣りは君にあげる」
ＤＢＳに千円渡すと、
「マジ？いいの？どのコーヒーがいいの？」ってブヒブヒ言いながら店に入ったよ、さっきの二人と。

金髪ヤンキーだけ残して喋ったよ俺。これが狙いだったから。


なんかヘンテコな文章になってきたな。

17歳だったな、普通のＪＫぽいのはＪＫだった。
ＤＢＳとヤンキーは無職だった。
ヤンキーは超可愛かったぞ、古い例えで悪いが全盛期のゴマキだったんだ。

「ゴマキに似てるね」って本人に言ったから覚えてる。


それでがんばって、ヤンキーと気持ちいい事をしたんだよ。

懐かしい夏の思い出、終了だ。



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