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淡い思い出

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中学生時代の淡い思ひ出です。
春を迎え三年生になった時、ひょんな事から生徒会長に立候補する事になった。けして勉強は出来る方ではなかったけど、バレー部のキャプテンを務めていた事も あって当選してしまった。早速、生徒会室に集まることに。
生徒会室は本棟2Fの一番端に有り、普段は人気の無い所で初めて来た。ドアを開けると、他の当選者達が集まっており、何やら話し込んでいる様子。頭の良さそうな分類のやつらばっかりだ・・・。
次に担当の先生が入室し、生徒会の仕組みについて話し始めた。会長になったはいいが、つまらないメンツばかりで気分は乗らずぼぉーっとしていると、タンタンタンっと廊下を走る音がし、次の瞬間勢い良くトビラが開いた。「すみませんっ、遅れました。」現われたのは、女子バレー部副キャプテンのSさんだった。どうやら副会長に立候補し、男子候補の票が割れ一人勝ちで当選したらしい。
Sさんは、背が高くどちらかと言うと熱血スポーツ少女系で、髪の毛も短く あまり、「女」と言うイメージが無く、話をした事も、クラブのコート使用時間の相談ぐらいだった。
結局、大した話もなく解散となり、クラブに向かう途中、Sさんが 「急がないと、終っちゃうよー」っと、走りながら追い越していった。後姿を見ながら何故か、生徒会の事もがんばってみようかと思い始めた。
あの日から、たいした仕事も無く1ヶ月ほど経ったある日、又生徒会に集合がかかった。全員が集まり、先生の話を聞くと仕事がタップリあるらしい、校舎に掛ける、標語(?)の垂れ幕の作成。会計報告、及び予算決定。廃品回収の準備卒業アルバムの準備。etc    面倒な作業ばかりだ・・・以上の作業を、二人一組の割り当てで行う事となった。実は、この頃すでに彼女の存在がかなり気になっており、今回の集合も内心ドキドキしながらやって来たのである。普通であれば、なるべく楽な作業を選びたいところだが、彼女と一緒の作業を選びたい!でも、そんな素振りは見せたくない!(若かった)結局、したい仕事を挙手で選ぶことに。
よぉ~~っく考えた、マジで考えた結果、唯一の女子である。絶対に写真を選びたいはずだ!内心はドキドキだが、涼しい顔をしてアルバム作成に手を上げた。結果は、オレ一人・・・ 惨敗だった。
失意の中、トボトボとクラブに向かうと、後ろからタンタンタンと駆け足の音が。「〇〇君、私もアルバム担当でいいかなあ?」嬉しさのあまり、「えっ、うっ、うんっ」明らかに動揺した返事しか出来なかった、なぜ急に担当が変わったのか全然分からなかったが彼女の、「くすっ」と笑った笑顔が、オレの脳内をさらに複雑にしてしまった。
さらに1ヶ月程度が過ぎ、恥ずかしいけど、この頃になるとクラブ中は、気がつくと彼女を視線が追っていた。さすがにバレー部の友達にも気付くやつがいて、「誰見てんの?、バレー部なんか見たくなるようなやつ居るか?」って、疑問がられたりしたが、彼女とはクラスが違うためクラブ中しか見ることが出来なかった。今までは、全然気にして居なかったが、夏用の練習着は生地が薄く、汗をかくとバッチリ下着が透けたりする。それが見たいわけじゃなかったが、そればかり見ていた。 orz
ここで、彼女のイメージを一つ。背格好は、前にも書いたけど背は高めで、女の割に少し肩幅が広い。顔は、若き頃の内山理名をもうちょっと細くしたような感じで、好き嫌いが分かれるタイプだと思う。実際に、きついバレー部の副キャプテンということもあり、男関係の話はなかったと思う。
ある日の昼休み、生徒会室で少し作業をしていると、彼女が突然やって来た。「あっ 居たんだ?」「うん、どしたの?」「忘れ物しちゃったの」何やら、ガサゴソ探し出した。「何探してんの?」「ん~、ちょっとネー」聞いてるのに、何か言わないのが若干むかついたが、探している後姿に目がいった。(病気間近)普段は、体操着の姿ばかり見ているので、制服は新鮮だった。(しかも夏服)彼女が、クルッと振り向き目が合った。「何?どしたの?」「いやっ、あんまり制服姿見たこと無かったから」何言ってんだよ、オレは・・・・身体見てますって言ってるようなものだ・・・彼女は、ブラウスの裾を直し無言で部屋を出て行きました。オレはと言うと、若干硬くなった股間を静めるために午後の授業に遅刻しました。
梅雨も終り夏真っ盛り!中学校最後の夏だっ。田舎の人間(中年手前)なら分かると思うが、中学生はほとんど遊ぶことが許されないぐらいにクラブに縛られる生活をしている。その夏には、クラブも終了し高校受験を前に若干気の緩む季節が、三年の夏だ。特定の彼氏、彼女を作り、キスがどうの、海がどうの、そんなもの・・・激しく気になるのですヨ、かなり!

この頃になると、結構仲良く話す間柄になっていた。その為に、オレは積極的に二人になる時間を作ることばかり考えていた。実際生徒会の仕事も多く、遅くまで学校に残ることも多かった。数人で作業をしていたが、一人帰り、二人帰り・・・気が付けば二人だけになっていた、夏の日は長いので結構明るくても晩い時間だったりする。
「あちゃー、もうこんな時間だぜ、帰ろう」「あー、ホントだぁ」さっと片付けをし、部屋を出る・・・ シーンと静まり返った廊下が結構不気味だったりした。怖いのか少し近寄ってくる彼女、オレも少し怖い。すると彼女が突然、「あっちゃー、やちゃった」
「ん?」「部室行かなきゃ行けないんだ」「どして?」「貸してもらうCDが部室に届けてもらったのよ」「明日でいいじゃん」「届けてもらったのに、悪いし・・・怖いから一緒に行ってもらっていい?」「その代わり、今度映画でも付き合ってもらおうかなぁw」「映画?いいよ、そんなのぜんぜんw」緊張して誘ったのに損した・・・。
部室は、体育館をぐるっと回って奥にある。さすがに普段人が居る所に誰も居ないと気味が悪い。怖がっているのを悟られないように、少し大きめの声で話した。「もうすぐクラブも終わりだね」「そうねー、最後の地区予選だもんね。高校でもバレーするの?」「分かんない、違う事もしたいしね」「そっかー」彼女は、バレーの推薦が決まっているようなもので、進路はほぼ決定済。オレも、バレー推薦は不可能ではなかったけど、また三年間やる自信がなかった。少し話がしんみりしたところで、部室に到着。「女子の部室は初めて?」「うん、憧れの聖地だからね♪」「何に憧れるの?」それには、答えることが出来なかった。(皆さんはお分かりですね?)
中に入る、「うわー、やっぱりきれいだね」「そう?男子の部室は汚いの?」「すごくw」「見に行ってもいい?」問題は無いので、連れて行くことに「うわっ、予想以上ねw」「でしょ?だから座るのも適当にこのへんに・・・」敷いてあるダンボールに座る。「〇〇君のロッカーはこれ?」、開けようとする彼女、「きゃっ」足元に物が散乱し、体勢をくずした拍子にオレの隣りにへたり込んだ。「危険だね、こりゃ」「いやいや、やっぱこうじゃないと、これもある意味聖地だからねw」「そうだよね、一生懸命がんばった聖地だよね」再び、何となくしんみり・・・
しんみりした空気と裏腹に、この個室の空気に気が付いた。今は二人だけなわけで、並んで座っているわけで・・・心臓がバクバクなっている、しかし、告白したわけでなく、ましてや付き合ってるわけでなく。でも、何故か唇に気持ちが集中している。気持ちよりも先に行動に集中している、いけないパターンです、ハイ・・・すかさず、彼女の手を握り、左手で抱き寄せてキスをしてしまった!唇の感触が伝わる、しかし驚きでこわばっている。ほんの一瞬だと思うが、その体勢から動けずにいると、彼女の手が身体を払いのけた。
沈黙の後も謝ることすら出来ず、二人無言のまま歩き出した。体育館から校舎に出る所で、謝ろうと決意した。「あの・・・」と、言いかけると彼女が、「スキ?」「ん?」もう一度、「スキ?」、「スキ?、答えて」今まで煮え切らなかったオレを叱るように聞いてきた、オレも今まで、言いたくても言えなかった言葉を言えるチャンスがやって来た。
「あの日、廊下を走る姿を見た時からスキだった、付き合ってほしい」すると、彼女は涙を目に溜めて「先に言ってよ、バカッ」両手を握り締めて、キスをしてきた。それは、さっきのキスじゃなくて、お互いが唇の感触を求めているものだったと思う。
初キス後の告白(笑) を終えて、二人少し落ち着いた関係になった。
落ち着いたと言うと、何か冷めた感じがするけどそうじゃなくて、お互いが同じ感情になって、気持ちが素直に伝えれるようになった。とは、言っても偶に電話したり、晩くなった日に夕方二人で帰ったりするぐらい。でも、生徒会室に二人でいる時は違う時間が流れていたような気がする。何時の間にか、どちらともなく昼休みには二人のあの部屋にやって来るようになった。

クーラーも無く狭い部屋に、いつもドキドキしながら待っている。小走りにやってきて、嬉しそうにドアを開ける。いつもの事だが、にっこりと笑顔で隣りに座り汗を拭いてくれた。他愛もない話をするだけなんだけど、昼休み終了の時間が近づくとせつなくもなる。いつも、終了のチャイムがキスをするタイミングを与えてくれた。扉を開け二人は別々教室のへ走る、唇の感触が残り気持ちいい。彼女もそうだったのかなぁ・・・
キスにもなれてきた頃、満足感と共にもう一つの欲求がわいて来た。しかし、何をどうしていいか分からない。ただ一つ言える事は、二人っきりの間は激しく股間が勃起している事だった。ある昼休み、隣りに座る彼女に、チャイムを待たずしてキスをせまってみた。少し彼女は驚いたけど、何時ものように目を閉じて受け入れてくれた。自分でも分からないが、何故か何時もと違うキスをしている。彼女も違いに気付き、それに応じてくれたが、少し時間が長く息苦しくなったのか「んんっ」っと言う、声に出せないような声で、身体を引いてしまった。オレも我に返り、顔が真っ赤になった。「どうしたの?」 彼女は、優しく聞いてくる。どうしていいか分からず、取り合えず窓の外を眺めて見た。
すると、やはり彼女も思春期の女の子である、今日のオレの違いに気付いたようだった。クルっと上半身をくねらせ、左手を肩に回してきた。「も一回、ちゅうしよっ」そう言いながら、オレの太ももに彼女が右手を突こうとした瞬間、激しく勃起しているチンポの先に手が触れた。「・・・・・・・・・・」 二人共、無言の状態で動きが止まった。
何時も勃起はしていたが、今日は偶然とはいえ彼女にバレてしまった。興奮している状態がバレた恥ずかしさと、今まで感じた事のないチンポの疼きがオレの理性を吹き飛ばし、立ち上がって彼女を抱きしめた。ブラウス越しの彼女の胸の形を身体で感じた、しかし、はち切れんばかりのチンポは腰を引いて何とか隠そうとした。少しすると、彼女も落ち着いたのか、”気をつけ”の姿勢で硬直していた両手をオレの腰に回し、「平気だから・・・」っと、顔を上げてキスをしてきた。そのキスは、初めて彼女の舌に触れたような気がする、彼女なりの精一杯だったのかも。オレは、わずかではあるが女の身体を楽しんだ、その事に一生懸命だった。
しばらくして、彼女はスルスルと身体を抜け出し、「もう、おしまい」少し、残念そうな顔をするオレに向かって「私だって、恥ずかしいんだからねw、今日はもう帰る」スカートをひらりと回転させ、小走りで出て行きました。その時、オレの頭とチンポからは湯気が出ていたと思います。その日から日課であるオナヌの、ネタの半分は彼女になりますた。
次の日速攻でメシを食べ、いつもの場所に向かった。今日はどうするべきか、頭の中をグルグル作戦が回る。混乱中に彼女は現われた。しかも、考えた作戦がすべて白紙に戻された。何かが違う、彼女の雰囲気の何かが違う!10秒ほど顔を見つめ考えた・・・・ リップだったったそれだけでイメージが全然違い、少し見とれてしまった。(田舎者でスミマセン)
さすがに彼女も「何よー ずっと見ないでw」っと、両手で目を隠してきた。も、もうだめだ、我慢できないっ、またもや、彼女に抱きついた。「今日はダーメ、リップついちゃうよw」 キスをさせてくれない。その言葉で興奮はさらに速度を増し、とんでもない行動に出てしまった。ビンビンに勃起したチンコを、思い切りおなかに押し当てた。ビクっと、彼女は身体を硬直させたが、今まで何となくリードされてきた感じがしてたのでさらに思い切って、ブラウスの上から胸をさわってみた。
彼女は拒否しない・・・ ヤタッ大きくは無いがすごい感触だった、ブラウスの上でしかも、まだ下には下着も着けている。しかし、柔らかいと言うか自分には無い、いやらしい盛り上りだった。勇気を出して、少し揉んでみた。彼女は、声を出すわけでなく、下を向き肩で小さな息をしていた。しばらく、お互いの部分に触れていると、(彼女はチンポを押し当てられているだけだけど)狭く熱い部屋の中で、二人の呼吸だけが響いた。下を向いている彼女の顔を覗き込むと、今までの人生の中で、誰からも見られた事が無いような視線でオレを見つめている。少し顔が上を向き、鈍感なオレでも彼女はキスがしたい事が分かった。リップの変な味も、時折触れる彼女の舌も、汗ばんだ肌も最高だった。今思い出しても、恥ずかしくなるようなキスシーンだったと思う。
キィーンコォーンカァー・・・どれだけ長く続いても平気な、幸せな時間を切り裂く鐘が鳴った。お互い手を握ったまま、身体を離す。名残惜しいとはこの事だ・・・「リップついちゃったw」 照れ隠しに、笑って見せた。彼女も少しニコリとし、ポケットからハンカチを取り出しオレに渡した「拭かないと、ばれるよw」そして、小指で唇を少しなぞると、クルリと身を回しいつもの小走りで出て行った。
ハンカチでリップを拭き取った後、おそらくヌルヌルになっているであろうパンツの中も、このハンカチで拭き取るかどうか1分ほど悩んだが、やめた。


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